国境の南

雑感

遠い太鼓

最近村上春樹ばかり読んでいる。これはKindleで買ってお風呂でちびちび読んだ。そもそも村上春樹は最高だが旅行記も最高。イタリアやギリシャを中心とした旅の記録。ヨーロッパに行ったことなどないので、とても面白かった。イタリアの治安は大変そうだし、民族性でめちゃめちゃ苦労してたけど、まあそういうのも受け入れるというか入っていかなきゃ何ヶ月も外国で暮らせないよなあ。食べ物がとっても美味しそうで、特にワインなんかの描写を読んでいると、どんな味がするんだろうなと想像した。キャンティ地方のワインはうまそうだった。私の家の近所で買ったところで全然違うんだろうが…

 

私が毎日東京と郊外を行ったり来たりせせこましく働いているとき、イタリアの田舎では広大な海や崖や山やなんやかやの中でワインを作ったりヤギを世話したり教会に行ったりしてるんだなぁと、さっきNHKのイタリアの特集番組観て思いを馳せたりした。