国境の南

雑感

2020-01-01から1年間の記事一覧

海辺のカフカ上下

一度目は大学生の時に店長に借りて(たしか)読んだ。手元になかったので、購入して寝かせていたものを再読。 村上春樹の作品については別に感想とか書く必要ないかなと思うけど(どうせまた読むし、全部おもしろいし) メタファーとしてのジョニーウォーカーや…

遠い太鼓

最近村上春樹ばかり読んでいる。これはKindleで買ってお風呂でちびちび読んだ。そもそも村上春樹は最高だが旅行記も最高。イタリアやギリシャを中心とした旅の記録。ヨーロッパに行ったことなどないので、とても面白かった。イタリアの治安は大変そうだし、…

古都

仕事が始まったのであまり本が読めなくなったけど、お風呂で村上春樹、寝る前の歯磨きの時に古都をちまちまと読んでいて読み終わった。眠れる美女を読んだときは、なんかキモいな〜と思ったけどこちらは京都の四季折々の風景や祭り、風俗などが描かれていて…

あなたを選んでくれるもの

ミランダ・ジュライ。苦手な作家のひとりである。というのも、先に読んでいた『いちばんここに似合う人』『最初の悪い男』があんまり合わなかったから。あまりにも突拍子がないような場面が多いように感じ白けてしまった。妄想が多すぎる。 ただこの作品はミ…

またここか

坂本裕二の『またここか』 昨日寝る前にちょっと読むか…と思ったらあっという間に読み終わってしまった。出版されたのがたしか2018年の秋?くらいですぐ買ったものの最初だけ読んでほったらかしにしてた。 たぶん登場人物のノリと異様さに当時ついて行けなく…

ペスト

読書の感想をつけることにした。 休業中で暇なのもあるけど、さらさらと読んでしまうことを防ぐのと、ツイッターより長い文章を書く練習にもなるかなと。まあ暇なんだな。 記念すべき第1作目はカミュのペスト。話題ですからね。安易だな。 ペスト (新潮文庫)…